平成19年5月1日 万里の長城マラソン

 2008年の北京オリンピックまでの限定大会で、世界遺産の万里の
長城を走れるということをパンフレットで見たのでツアーに申し込んだ。
GW中の大会なので大勢の参加者があると思ったが僅かに12名。女性
7名、男性5名で夫婦は1組もいなく全員が単独参加者。全国から北海
道1名、関西1名、九州1名の参加者した。

 コースは、5キロ、10キロ、ハーフ。ハーフは、金山嶺長城から司
馬台長城までの8キロと残りは一般道。全参加者は30人前後、その内
日本人が23名という極小規模の大会だった。日本に住んでいる中国人
が運営し参加者より多い人数の大学生がボランティアとして手伝ってい
た。

 前日の4月30日に、スタートとゴール地点を下見した。北京市内か
ら東北方向へバスで片道4時間もかかった。黄砂のためか見通しが悪い。
通訳のバスガイドさんが「雨の翌日は黄砂が洗われて空気が綺麗になり
ます」と話していた。実際はその通りになり30日の夕方から雨が降り
大会当日の1日は、晴天になり素晴らしい景色が眺められる日になった。

 ホテルを7時に出発しバス内で着替え金山嶺長城下の広場に10時半
に集合。ゼッケンは、今時珍しく縁がミシン縫いで手作り布製。スター
ト前の写真を撮り、簡単に主催者と地元責任者の挨拶が通訳入りであっ
た。

 11時にスタート。最初から長城のきつい階段を歩いて登る。凄い急
坂の階段を登ったり下ったり、下りは命がけで緊張する。周囲の景色を
眺める余裕などない。しばらく進むと、自然に任せて壊れたまま修理も
やっていない長城が続く。長城は尾根に作られて、大きい樹木がない山
なので、360度の眺望がきく。景色の良い場所は休んで写真を撮り素
晴らしい景色に感動する。

 高年齢参加者には、大学生のサポーターが一緒について走ってくれた。
私は、マラソンランナーの様なスマートな女子学生がサポートしてくれ
た。下り坂では手をさしのべてくれた。英語も駄目のようで話が伝わら
ずに身振り手振りで、シャッターを押してもらった。

 3キロほど毎にペットポトルの給水がある。中国では1日からGWが
始まり、外国人も含めて多くが長城を歩いて見学していた。分岐にはコ
ース掲示やボランティアが案内していたがよく分からずに間違い階段を
上ってしまい約5分のロス。8キロの長城を殆ど歩き1時間51分かか
った。

 司馬台で10キロはゴールだがハーフは更に走り一般道を折り返す。
日射が強く30度近くあり暑かったが湿度が低く気にならなかった。ペ
ットポトルの水を頭からかけてもらった。女性サポーターは、一般道に
入ると付いてくるのを止めていた。ハーフの制限時間は4時間だが3時
間1分でゴール。

 ゴール後は近くの大飯店で主催者によるパーティで中国料理をご馳走
になる。ちなみにマラソン参加料は2万円である。主催者が一人一人に
立派な完走証をタイムも読み上げて手渡してくれた。ハーフゴール者1
6人中11位であった。素晴らしい景色の世界遺産を走れたことは一生
の想い出に残った。

inserted by FC2 system